本日は静岡福祉大学の名誉教授 山城厚生先生に障害者福祉に関する職員研修を行っていただきました。
今回はソーシャルワークの方法についてというテーマで講義とグループセッションを行いました。
場所:株式会社エフィカシー 就労継続支援A型ミライ
職員にとって、今後の支援につながる学びになりました。
次回は4月9日の15時半からを予定しております。
【講義メモ】
ソーシャルワークの方法について
Mリッチモンド(米)によるケースワークの体系化
→ケースワークの母
→生活者は一人ひとり個別→支援も一人ひとり個別
→科学的視点の必要性
→生育歴や過去の体験による問題→本人の自覚改善→個の成長(変容)への期待
→診断的でかつ分析的←フロイドの影響
ケースワーク体系=社会(個人)調査→社会(個人)診断→社会(個人)治療
・個人ではなく社会の問題→社会改善が必要→シカゴに「ハルハウス」設立
・機能主義的ケースワーク→「今」の問題に焦点を当てる→機関の機能を活用する
↑
↓
診断主義的ケースワーク→過去
事例)Aさんの支援を考える
折衷的なケースワーク
Hパールマンの4つのP→当初4つから、後に6つとなった。
①Person=人」
②Problem=問題 ①人が②問題を抱えてる
↑ →①②と③④の間のやり取りを行う
↓
③Place=機関 その人が③機関に行き、その期間には④専門家がいる
④Professional=専門家・プロ
⑤Provision=社会資源 ⑤社会資源をどう活用するか?
⑥Process=過程・流れ ①②と③④の間のやり取りが重要